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永遠のテーマと悲しいテーマが絡み合って泣けてくる、グッドドクター第6話。次の話が見たくて、早く1週間が過ぎてくれと願う今日この頃。

グッドドクター6話を見ました。

今回のテーマは「母」か「子」どちらを選び、どちらを選ばないか。

人間、大事なふたつのうちのひとつを選ばなければいけない場面に遭遇したら、果たしてどちらを選ぶのか。これは永遠のテーマですね。

 

夫にとって、嫁が妊娠する。これほど嬉しいことはないです。

でもいざ出産の場面になって、子どもが危険だ。

でも子どもを助けようとすると嫁が危険だ。

さてどちらの命を優先するのか。

夫の立場から見ると、ほとんどの場合、優先するのは嫁でしょう。

嫁の立場から見ると、ほとんどの場合、夫に優先してほしいのは子どもでしょう。

 

嫁にとっては自分のお腹の中で育てた、ある意味自分自身。嫁は子どもがお腹に宿った瞬間からすでに子どもと一緒に過ごしている感覚でいるでしょう。

でも夫は自分のお腹を痛めて育てているわけでもなく、実の所、生まれるまで自分の子どもだっていう実感が湧かない。実際に生まれて、一緒に暮らして初めて自分の子どもだと認識する男性って多いだろうと思います。

だから生まれる前の時点では、まだ嫁の方が自分にとって大事な存在に感じるんです。

今まで長い時間を自分と一緒に過ごしてきた嫁が、はたと自分の傍からいなくなってしまう、それを夫は恐れるんです。

 

おそらくこれが、お互いの意見が食い違う原因のひとつだと思います。

ただこれは、実際に私がその立場になったことがないので、あくまでも推測の域を出ない考えですが。

 

今回のグッドドクターはそのテーマを扱っていました。

そして今回はもうひとつのテーマがありました。

それは「どちらかを選ばない決断」と「それによって残された人の悲しみ」というテーマです。

 

新堂先生の過去に触れる形で、残された人の辛い気持ちが描かれていました。

大事な人が死んで自分だけが残されてしまったらと思うと居ても立っても居られません。もし私がその立場になったら耐えられるんでしょうか。おそらく耐えられないと思います。

 

なかなか難しいテーマを扱っていて、最後は良い感じに泣ける終わり方を迎えました。

次回もグッドドクター、楽しみに待ちたいと思います。未だに泣かずに終わった回がないなぁ。いつも泣かされます。